2014年12月17日水曜日

2014年12月14日日曜日

2014年12月9日火曜日

大阪の天満商店街

木製の舟皿に乗るたこ焼きを
食えばなつかし水を飲むなり

2014年12月5日金曜日

真夏

この日照り猛暑、酷暑か灼熱か

かき氷机の上に崩落す

噴水ジュース

十円の噴水ジュース飲むときは
そっと引き抜く紙コップかな

2014年12月1日月曜日

枕灯

雪積もる気配にゆらぐ枕灯(まくらび) 

あかるさは枕灯(まくらび)のみや冬の夜

2014年11月21日金曜日

2014年11月18日火曜日

2014年11月17日月曜日

東日本大震災

生活が海水に流される

火鉢より炭溶け落ちてけしきなし

人の居ぬ帰れぬ里の瓦屋根

目に見えぬ影がそこらに立っている

山の水海へ海へと流れけり

セシウムと魚の群れが回遊す

コップ酒

しんとして雪つもりゆくコップ酒

2014年11月16日日曜日

2014年11月15日土曜日

2014年11月14日金曜日

津波

「秋出水、牛、馬、死んでながれけり」 久保田万太郎

春津波、牛、馬、死んでながれけり

2014年11月11日火曜日

2014年11月7日金曜日

2014年11月6日木曜日

夜店

子供らを墓が見守る夜店かな

ほおづきやええやろ買うて買うてえな

2014年11月5日水曜日

夏のビーチ

ひく波にサンダルもぐる夏の朝

波音の肚に響くや夏の昼

夏夜風窓を閉じれば窓の外

2014年11月4日火曜日

空港

税関を通り過ぎればそこは夏

空港がこの地最後の地面かな

2014年11月1日土曜日

世の中の空気

三角は四角と言えば四角なり

心からそこに在るもの無いと言う

モノゴトを二歩で忘れるニワトリや

脳味噌がテレビ画面に洗われる

安心と思えば安全そりゃ逆だ

洗脳と気づかれぬよう洗脳す

おい自分自分の脳で考えているか

待合室

一月や待合室の蛍光灯

花火2

手花火やけむり流れて風涼し

2014年10月31日金曜日

2014年10月28日火曜日

2014年10月23日木曜日

俳句のおもしろさ

自然なる自然を自然に詠いたし

十七の文字で絵を描く俳句かな

詠み人は言語の脳で景色観る

2014年10月22日水曜日

2014年10月16日木曜日

2014年10月10日金曜日

雪解

まっすぐの線路が通る雪解田や

樹の幹の目覚めて雪を解かし出す

飼犬と泥道行くや雪解風

2014年10月6日月曜日

秋の海

月明り荒波を聞く防風林

「月影や海の音聞く長廊下」 立花牧童

常夏のハワイ

白浜に月影ゆれる椰子の下

単身赴任

秋の暮一合炊きは幾度目か

「一人湯に行けば一人や秋の暮」 岡本松浜

2014年10月3日金曜日

2014年10月2日木曜日

新畳

新畳妻のうなじの匂い立ち

新しき畳の香りに祖母思う

「名月や畳の上に松の影」 榎本其角

2014年9月30日火曜日

呼吸力

見つけたり大気に満つる気と力

身体は外気の水の通り道

流水をあつめて早し合気体

2014年9月28日日曜日

富士山

夕暮に何を想うか富士の山

靴下

「ただいま」と靴下脱ぐは日課なり

玄関に投げた靴下土の香や

物干に集う靴下 L、M、S

2014年9月27日土曜日

努力

これだけの努力を人は運といい

これだけの運を人は努力といい

夏のおもいで

もっと鳴け時空を制すせみの声

ひぐらしの声聞きながらスイカ食う

なみぎわに足元とられ我ひとり

2014年9月25日木曜日

単身生活

夕飯後洗う食器は皿一枚

ひとり酒もう飽きてきた秋の夜

妻がゐぬ夜長に俳句ひねり出す

2014年9月24日水曜日

宇宙の響き

魂の宇宙に響く虫の音や

春夏秋冬

春嵐我が決心を試すなり

夏の空大海(おおみ)の水を吸い上げる

見上げれば紅く染まりしいわし雲

晴れ晴れと雲一つなし元日や

青空にきず一つなし玉の春」 小林一茶

2014年9月21日日曜日

夜店

見上げると空はまっ暗夜店路や

合気

気を流す力を流す気を結ぶ

登山

山道険し木の根木の根が命綱

秋到来

窓を開けると風が届ける鈴虫の音

稲穂刈り

陽と水と土の氣溜めて稲穂垂れ

稲穂の香炊きたてご飯焼き秋刀魚

中秋の名月

旅先の夜道を照らす中秋の月

富士山

寒風を朝日が突きさす富士の雲海

花火

大輪の花火の響き消えて夜風涼し